日本の保険制度のしくみ
医療事務の主要な部分を占めているのが診療報酬明細書の作成です。
診療報酬明細書はドイツ語でレセプトと言い、診療報酬明細書作成業務がレセプト業務です。
日本は法律で国民皆保険制度を定めています。
保険制度では、国民は健康保険証を診療の際に提出します。
健康保険には自営業者や年金受給者などが対象となる国民健康保険をはじめ、
サラリーマンなどが加入する政府管掌健康保険、組合管掌健康保険、
医師や薬剤師その他が加入する国民健康保険組合の保険、
公務員や私立学校教職員が加入する各種共済組合保険、
特殊なものとしては船員保険などがあります。
それぞれの健康保険は診療に適用されますが、診療報酬を支払う時に、
本人が負担する額と国が負担する額の割合が定められています。
つまり本人と国庫が費用を分担します。
レセプト業務とは
例えば3割負担の場合、本人負担分は医療機関の会計窓口で請求され、
3割分の金額を患者が支払います。
残りの7割分については月単位で医療機関から診療報酬請求書が国に提出されます。
診療の明細を記載し、項目ごとに決められた点数により算出された
診療報酬請求書を作成する業務がレセプト作成業務です。
診療報酬請求書は病院などから審査機関に提出され、綿密なチェックがなされます。
この時点でケアレスミスであってもレセプトに記載ミスがあると差し戻される場合もあります。
レセプトの作成、点検・確認は極めて重要で、間違いは許されません。
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