医療機関における流れ
ちょっと想像してみましょう。
あなたは風邪気味で病院や診療所へ診察を受けに行きます。
そこには医師や看護婦がいます。
しかし、緊急を要する急患でもないかぎり、患者であるあなたは
いきなり医師や看護婦のいる診療室へは入れません。
ましてや医師や看護婦が入口であなたを待っていることはありません。
病院、診療所、クリニックなどの医療機関には診療のための準備や手続があります。
まず、患者は受付窓口で健康保険証や診察券を提示して、
診療に必要な自分のカルテをそろえてもらいます。
医師や看護婦はそのカルテを基に患者を診療し、状態を確認して、薬の投与の有無などを決めます。
それから、患者は診療にかかった診療報酬を支払います。
その額は健康保険の種類と保険点数で決められます。
医療事務が必要な理由
このすべての仕事を診察する医師やアシストする看護婦が直接こなそうとすると、
極めて多くの時間と手間がかかることになります。
次の患者さんの番はいくら待っても回ってきません。
特に、診療報酬の計算は厚生労働省が定めた診療項目ごとの点数表に基づいて行われます。
そのため、大変な手間がかかりますし、医療行為が本業の医師や看護婦は事務処理はしません。
そこで、円滑でスピーディかつ正確な受付窓口。
診療に必要なカルテの管理と準備。
医師や看護婦と患者の取次ぎ。
カルテに基づく診療後の診療報酬の正確な計算。
会計窓口での診療費の受け取りなど。
病院での事務作業を円滑にすすめるために、医療事務が必要になるのです。
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